今日は整骨院を開業する上で抑えておきたい3つのことについて話します。
とはいえ
3つでは収まりません。
課題は山ほどあります。
でも、今回は3つに絞ります。
整骨院の開業で一番、大事なことを上げるなら、「立地」に限ります。
後は「成功実績」と「運転資金」です。
2011年11月、八潮駅というつくばエクスプレス沿線の駅に1号店を出店しました。
私が1店舗目を出店した当時、駅から徒歩3分以内に1軒も整骨院がありませんでした。
この時点で、もうこれは出したもん勝ちだなと確信しました。
立地は少し目立たないけど、アクセスが良いし、競合もいない。後は認知だけだなと思ったからです。
認知のために、朝、昼、夜と時間があればティッシュを駅前で配り、日曜日もポスティングしてました。
チラシ、診療券、ティッシュ配りの台紙もすべてコピー用紙を印刷したもので、今となっては恥ずかしいくらいお粗末なものでした。
でも、今となってはその手作り感が良かったような気もしてます。
次に、開業当時、両親、兄、友人、知人、いろんな人から「そんなにうまくいかないよ」と、ネガティブなフィードバックをたくさんもらいました。
それらを素直に受け止めつつも、内心では「確実にうまくいく」という確信がありました。
なぜなら、今まで2院の院長を務め上げ、最初の院では就任時からある程度、軌道には載っていたものの、そこで勝ちパターンを学び、2院目ではゼロからのスタートで1年以内に軌道に乗せることができたからです。
ここでのポイントは院長として、店舗の責任者としての実績であって、プレイヤーとしての実績はあって当たり前です。
プレイヤーと院長では見ている空間や視野、そして責任感が違います。
おこがましく聞こえるかもしれませんが、院長を任されていた頃、「この院は自分の棲家のような感覚」で仕事をしていました。
真似する必要はありませんが、院に必要だと思った備品は自分で調達してくるし、近場のお祭りやイベントにも自腹で参加したり、責任の範囲を拡張する上で院長というポジションで成功実績を積み上げることで成功確率は上がります。
そして、最後は患者様、スタッフから惜しまれつつ去ることです。
この成功実績、成功体験はこれから開業したい先生にとっては確実に得てほしいと思う。
実績を作る努力は苦労するし、必要だけど、実績のコピーを作ることはそんなに難しくありません。
最後は、やはりお金ですね。
私もお金には相当苦労してきました。
開業当初、最低限の備品でスタートしておきながら、借金をせずに開業したので奨学金が一時的に払えないくらい残高不足になりました。
週末は、妻の実家へ行き、ご飯を食べさせていただき、昼間は冷凍ご飯をチンして、カレーを食べてました。
お金がなくなってくると精神的にも余裕がなくなってくるので、スタッフに対しても不機嫌になりやすいです。
当時の精神状況はかなりヤバかったと思っています。
それくらいお金は大事なので、私の真似はせずに、ちゃんと政策金融公庫から借り入れをしてください。
もし、わからない、教えてほしいなどがあれば、開業サポートをしてくれる方をお繋ぎします。
以上
①立地
②成功実績
③お金
これは最低限、開業する上で抑えておいてほしいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。